
今回はポジショニングをチェックする項目の
価格と流通ルートについてです。
<商品・サービス価格・流通ルート>
フロントエンド・バックエンドの販売価格、
仕入れ価格(仕入れが発生する場合)を見極めて
商品・サービス毎で粗利額まで計算しておきます。
販売価格は極めて重要です。
Competitor Resource のパートで仲間(競合)
の分析をしていた時に見つけたライバルの価格帯や
仕入原価などを考慮して最適な価格設定が必要です。
1つの目安として粗利率は最低でも50%以上を
目指すように価格設定は行って下さい。
仕入原価が50円かかるなら販売価格は
最低でも100円に設定するという事です。
粗利率が50%以上ないとその後に
支払う広告宣伝費や人件費などをまかなう
事が極めて難しくなります。
可能であれば実際に想定顧客と
考えられる人に会い、
モニターとして参加してもらい、
何通りかの価格帯を提示して
意見をもらうのも1つの方法です。
その際のモニターチェック
質問内容は以下の通りです。
この商品・サービスはいくらから高いと思うか?
この商品・サービスはいくらから安いと思うか?
この商品・サービスはいくらから高すぎて手が出ないと思うか?
この商品・サービスはいくらから安すぎて品質を疑うか?
出てきた商品・サービスごとに競合や原価を踏まえて
価格設定を行なってください。
そして流通ルートです。
フロントエンド・バックエンド
商品・サービスの流通ルート(仕入れと提供)
も検証します。
あなたの商品・サービスをどのように
仕入れて形にし、お客様へどのように届けるのか?
という事です。
ここでは仕入れ方法と提供方法に
特化して考えて下さい。
どのように販売するのか?という事は
この後のマーケティングレバレッジの
パートで決めて行きます。