
レバレッジ集客法は僕が提唱するスモールビジネスを
成功させる上で最も大切な「技術」です。
精神論でも根性論でもありません。
そしてスモールビジネスを成功させるには
起こしたビジネスで一定の陣取りをしなければなりません。
陣取りとはポジショニングとも言われますが、
すなわちお客様の支持です。
一定数のお客様の支持を得る為にビジネスのポジションを決める。
ビジネスのポジションからレバレッジ集客の視点で
エッジの効いた商品・サービスのポジション
を取って行くのです。
その為にはシナリオが必要という事です。
そのシナリオこそスモールビジネス成功
の方程式なのです。
スモールビジネス成功の方程式である
レバレッジ集客法には重要な2つの要素があります。
1:Abups:戦略レバレッジ
2:kisVair:マーケティングレバレッジ
それぞれの単語の意味はこの後解説します。
これを方程式に表すと以下の通りになります。
戦略レバレッジ(abups)×マーケティングレバレッジ(kisVair)=レバレッジ集客法
かけ算なのでどちらか1つでもゼロなら
レバレッジ集客法は組めません。
その方程式をマップにした全体像を表したモノがこちらになります。
それではこのマップに書かれている方程式の
構成要素について簡単に説明して行きますね。
ちなみにAbupsやkisVairは全て私が勝手につくった造語です。
全て英語で記載していますが、英語の方が格好良い
というのと略しやすいという事でそのように表記しています。
覚えにくい場合は日本語でイメージ
してから覚えて下さい。
【1:Abups:戦略レバレッジ】
★Abups★
<axis> <benefit> <usp> <positioning> <selling message>
の頭文字を取った略です。
アバップス(Abups)という読み方で覚えてください。
まずaxisとは軸という意味です。
軸とはつまりあなたのビジネスの
軸・コアが必要であるという事です。
これは以前にもお伝えしたビジネスコアの見つけ方です。
あなたの中に眠る金脈を掘り起こす切り口となる
7つの経験から導きだされます。
必ずこの7つの経験からあなたの金脈が見つかると
信じて是非検証して下さい。
そして既にビジネスをされている方は
現在のビジネスと照らし合わせて下さい。
結果が出ていない人達はそもそもこの軸や
コアがずれているケースも多々あるのです。
次にbenefitとはあなたの商品・サービスを
通して顧客が得られる最大のメリットです。
uspとは仲間(ライバル)にない顧客が
まだ満たされていないあなた独自の提案です。
positioningとはbenefitやuspを検証して得た他社
とは光の当て方を変えたエッジの効いた商品・サービスと
あなた(または他人へ依頼する)が取る専門家としての市場の立ち位置です。
selling messageとはセールスメッセージの事です。
別名コピーライティングとも呼びますが、
私はメッセージという言葉を使っています。
これらの部分はレバレッジ集客法を構築する
戦略レバレッジパートとなります。
レバレッジ集客法の要素はどれも大切ですが、
あえてどれが一番大切か?
と問われれば、私は間違いなくこの
abups=戦略レバレッジを挙げます。
多くの人達はここがしっかり組まれていないので
結果が出ないのです。
ここをまともに考えている人は滅多にいません。
だから結果が出ないのは当たり前なのです。
【2:kisVair:マーケティングレバレッジ】
キスブイエアー(kisVair)という読み方で覚えてください。
ここではabupsの戦略レバレッジをメッセージに
落とし込んだモノを実際に市場へ伝えて行き、
実際に顧客になってもらう(買ってもらう)パートになります。
ここはマーケティングレバレッジとなりますが、最小の労力で
最大の効果を発揮して顧客を獲得して行く事が最大の目的です。
つまり告知フェーズ(kis)・対面フェーズ(V)・顧客化フェーズ(air)
という3つのフェーズの中で最小の努力で最大の効果を発揮して告知を行い、
その後の販売やリピートなどの収益化までを設計していきます。
kisVairという言葉も私が作った造語です。
告知・対面・顧客化というフェーズの流れを分かりやすくする為に作りました。
★kisVair★
<known> <interested> <searched><visited><acted>
<impressed><repeated>
の頭文字を取った略です。
known=知ってもらう
interested=興味をもってもらう
searched=検索してもらう
visited=訪問してもらう
acted=行動してもらう
impressed=感動してもらう
repeated=リピートしてもらう
ご覧頂ければ分かると思いますが、全て英語の受動態と
呼ばれる表現で書いています。
受動態とは~されるという受け身ですね。
常に顧客視点にたつという意味であえて受け身にしています。
kis(告知フェーズ)で顧客視点に立ち、その結果として顧客が
能動的にvisitするイメージです。
そして顧客の行動や感情の流れにも従っています。
kisVairという行動や感情の流れに沿って
それぞれ必要な戦略やツールを考えます。
しかし我々がマーケティングレバレッジを
構築する場合は逆から、つまりair⇒V⇒kis
という順番で行います。
ところで、マーケティングには色々な定義はあります。
私はマーケティングとは戦略を動かす
ツールでしかないと思っています。
先ほどご紹介したabupsという戦略レバレッジ
をこのマーケティングレバレッジのツール
に乗せて行くイメージです。
例えば、visitedであれば訪問してもらうツールは?
と考えます。
HPもそうでしょうし、リアル店舗もそうです。
knownという知ってもらうツールは?
と考えれば、チラシ、HP広告、SNSなどがありますね。
このパートはツールなので時代に
よっても大きく変化します。
一昔前まではSNSなどありませんでした。
しかし今では当たり前のように出て来ています。
このマーケティングパート=kisVairは時代の変化に応じて
abupsをそこに乗せて行けば良いのです。
さぁ、スモールビジネス成功の方程式である
レバレッジ集客法の要素は
お分かりいただけたでしょうか?
この要素が混ざり合って初めてレバレッジ集客法
が構築されると思って下さい。
まずはここでレバレッジ集客法を構成する
要素は2つあり、どちらが1つでも欠けたらお話に
ならないという事を覚えておいて下さい。